Michael Radford“Il Postino, The Postman”1994年

ある受験国語問題で魅力的に紹介されていたので観る。

若い郵便配達人が「世界は隠喩で出来ている」と名声がある詩人との会話から天啓のようにひらめきを得る。そして、恋に落ちる。周囲の世界について、言葉を発し、哲学的にであれ、私的にであれ対象化することは私=世界を豊かにする。

後半、共産党運動に感化されて若者は死んでしまう。詩と政治運動はどのように結びついているのだろうか?